作業の有無について

トラックドライバー不足により物流が滞ることのないよう、ドライバーの労働条件の改善等を図り、トラック運送業において働き方改革を進める観点から、第197回国会(臨時国会)において、議員立法により貨物自動車運送事業法の改正が行われました。(公布:平成30年12月14日)
その為、運賃と作業について分別して収受をする旨の改正が告示されました。(こちらを参照下さい。)
それに伴い弊社においても運賃と作業費を分けて料金を算出する事となりました。
クライアント様には作業費が発生する事にご理解とご協力を申し上げます。

作業費が発生しない場合

積込作業(待機時間を含む)、配達作業(待機時間を含む)は各々30以内であれば作業費用は発生致しません。
積込作業20分+待機時間10分=30分以内 → 作業費用は発生しない
配達作業30分 + 待機時間0分=30分以内 → 作業費用は発生しない
しかし、積込作業20分+待機時間20分の場合は合計40分(30分を超える)と換算し、作業費が発生してしまします。
作業時間を抑える事により、コストダウンを可能とします。

作業事例(以前あった作業の事例)

当日配送にて早朝5時の引取にて午前中の配達の依頼を受けました。
集荷引取は順調に行い配達先の倉庫にAM8:30に到着致しました。搬入の受付を済ませ待機の指示をもらいました。
待機をして1時間、2時間経っても搬入の指示は無く、何度も搬入できる時間はどの位になるか聞いたところ
「もう少し待機して下さい。搬入出来る様になったらご連絡します」との返答でした。
最終的に16:30まで待機し、配達完了時間は17時となりました。
この様な事例の場合、配達作業時間(待機時間を含む)は8時間となり見積の料金に16,000円の追加料金となりました。


この様な事態を避けるために配達先の状況を把握し、配達先と連携を取り無駄な時間を省くスケジュールを
確立する事によりコストダウンのご提案を致します。


駐車場の有無について

昨今の路上における駐車事情は以前とは違い駐車をするには非常に困難な状況となっております。
もちろん駐車違反をせずに集配を行いたいのですが、駐車監視員の創設により駐車違反の取り締まりが非常にシビアになっております。
クライアント様にはこの様な状況をご理解いただき、駐車違反のない集配の体制の確立にご協力をお願い申し上げます。

駐車場ありとは

ドライバーが積込作業や配達作業をする際に車両から5分以上離れていても駐車違反とならない状態を駐車場ありとなります。
都内は作業をする為の車両スペースがなく、ほとんどが路上より作業を行うのが現実です。
もし路上より作業を行う場合は、集荷先、配達先のお客様にご協力を頂き駐車違反とならない状態を管理できる体制を
整えて頂ければ、駐車場ありとなりコストダウンが可能となります。

クライアント様のお客様にご協力を頂けない場合は、弊社に駐車人員を依頼する事をお勧めいたします。

お客様が駐車を管理できる状態とは

ドライバーが積込作業、配達作業を行う際に車両から5分以上離れてしまう時に
携帯電話を所持し(すぐにドライバーに連絡が取れる状態)車両荷台に常駐して頂く状態となります。

クライアント様のお客様がご協力出来ない場合は、弊社に駐車人員を依頼する事をお勧めいたします。